IP回線をご利用いただく際の推奨環境をご案内いたします。
推奨環境一覧
推奨インターネット通信速度 |
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ComDesk Phoneで利用する IPアドレス一覧 |
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ComDesk Phoneで利用する ポート一覧 |
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ComDesk Phone利用時のLAN設定 |
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無線LANをご利用時の注意点 |
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多重NATの解消 |
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プロキシサーバ利用の非推奨 |
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PC負荷が高まっている場合 |
PC負荷が高まっている場合、音声通話に影響を与える可能性があるため、以下の動作を解消して、ComDesk Phoneのご利用をお願いします。
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推奨マイク・スピーカー |
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推奨インターネット通信速度
ComDesk Phoneはインターネットを通じて音声の通信を行います。安定した音声通話のためには安定したインターネット回線が必要となります。通話中は1通話あたり約100kbpsの帯域*1を使用します。10人の同時通話を想定すると1Mbpsが必要です。
帯域を使い切るとパケット損失が起こり、音質劣化が生じる恐れがあります。
QoSのルータ設定を行わない場合は、音声パケット以外のパケットの帯域消費も考慮し、音声通話に使用する予定の帯域幅の約3倍を目安として余裕のある回線をご用意いただくことをお勧めします。
以下に記載のインターネット環境を目安として頂けますと幸いでございます。
ルーター設定について
ComDesk PhoneはIP電話に関わる通信において、以下に記載のIPアドレス及びポートを使用します。お使いのルータ及び通信経路にて下記のIPアドレス、ポートへの通信を許可してください。
下記のIPアドレス、ポートに対するQoSも併せて設定することをお勧めいたします。
※実際の設定方法については、貴社ネットワーク環境を構築したベンダー様にお問い合わせください。
ComDesk Phoneで利用するIPアドレス
* 27.133.155.88
* 163.43.117.135
* 27.133.155.146
* 59.106.221.100
* 163.43.103.150
ComDesk Phoneで利用するポート
* 443/tcp
* 80/tcp
ComDesk Phoneをご利用時のLAN設定
ConDesk Phoneのご利用にあたっては、有線LANの採用をおすすめいたします。
無線LAN(Wi-Fi)でのご利用は電波の不安定や干渉波による影響を受けやすく、安定した通話品質を損なう可能性を高めます。有線LANでは無線LANに比較してそうした影響を受けにくい傾向にあります。
無線LANをご利用時の注意点
ComDesk Phoneのご利用にあたっては、有線LANを採用されることをお勧めいたしますが、無線LANをご利用の場合、下記をご参考頂くと安定性が向上する可能性があります。
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PCをIEEE 802.11ac 対応機器とする
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アクセスポイントをIEEE 802.11ac 対応機器とする
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電波の弱いところではアクセスポイントを増設し電波強度を保つ
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建物内でのスマートフォンテザリングでの使用を避ける
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建物内でのポータブルwifiルータでの使用を避ける
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型番が数年前のアクセスポイントは最新のものに取り替える
多重NATの解消
ルータ配下にルータを設置した環境である、多重NATの解消をお願いいたします。
ルータ配下に他のルータやルーティング機能を持つスイッチ、アクセスポイントなど機器を配置することで、NATが多重になっている場合は、音声の通信を阻害する恐れがあります。
NATを2回以上行わないようネットワーク構成の変更をお願い致します。
プロキシサーバ使用の非推奨
プロキシサーバは使用されないことをおすすめいたします。
プロキシサーバにはL7ファイヤウォール、Webフィルタリングと呼ばれる商品も含みます。
プロキシやファイヤウォールの機能により必要な音声パケットの全てまたは一部が欠損する恐れがあり、音声通信を阻害する原因となる場合があります。
止むを得ず上記のようなプロキシサーバを使用する場合は、ComDeskで行う通信についてはプロキシサーバを経由しない設定とするか、下記のドメインをホワイトリスト*に追加頂いた上で、音声の欠損が起こらないことを事前にご確認ください。
弊社システムドメイン : *.telforce.biz
PCの負荷が高まっている場合は解消をお願いします。
PCの負荷が高くなると音声通話に影響することがあります。
以下のケースに該当する場合はPC負荷が高まる傾向にありますので、状況の解消の上、ComDeskをご利用ください。
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OSのアップデート中
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アンチウイルスソフトのスキャン中
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他の通信アプリケーションとの併用
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デジタル描画が多いソフトウェアの使用
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複数のブラウザの立ち上げ
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ブラウザにて多数のタブを開いている状況
推奨マイク・スピーカー
ノイズキャンセリング機能のついた、USB接続式ヘッドセットでご利用頂くことをお勧めいたします。
PC内臓のマイクやイヤホンマイクは周囲の音を多く拾う傾向があり、通話における雑音の原因となります。